栽培から製造まで「100%国産」の
板藍根・大青葉茶
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純国産板藍根・大青葉茶
純国産100%板藍根茶
板藍根・大青葉とは
板藍根とは
板藍根(ばんらんこん)は、ホソバタイセイの根。南ヨーロッパ、西アジア原産の伝統的な生薬として知られますが、「家庭の守り神」とも呼ばれ、中医学では古来より利用されてきました。
中国では自然由来の抗炎症・抗ウィルス・抗菌・抗酸化作用・免疫調整作用が期待され、季節の変わり目対策の健康茶・サプリメント・のど飴の原料として重宝されています。
煎じたお茶を飲むだけでなく、お出かけ前・おでかけ後のうがいに使うなど、身近な生薬として親しまれているそうです。
大青葉とは
ホソバタイセイは中医学で葉、茎も含む植物全体が「生薬」とされ、葉である大青葉(だいせいよう)も板藍根と同じく抗ウィルス、免疫強化が期待されています。インフルエンザ、ウィルス性の風邪が流行する時季に頼りになる食材とされ、漢方薬の原材料として使われています。
純国産板藍根・大青葉茶のもと「ホソバタイセイ」とは?
ホソバタイセイはアブラナ科の二年草で、葉は古来より藍の色素を得る原料として、また、身近なハーブとして自然療法に利用されてきました。
その歴史は古く、ギリシャ・トルコ・エジプトの他、ヨーロッパ、アジアまで広がったこともあります。しかし、15世紀の航海時代により、ホソバタイセイよりも鮮やかで濃い藍色が得られる他の植物に押され、しだいに時代に忘れ去られていった歴史があります。
20世紀に入ってこの植物を世界中で復活させる動きがあったものの、種子が入手困難であり、また種を手に入れても発芽条件がなかなか揃わないことなどから、今では殆ど栽培されていません。
日本国内でホソバタイセイの商業栽培に成功しているのは、私たちインディゴ気仙沼だけです。
板藍根・大青葉はこんな方に人気!
- 季節の変わり目に調子が悪くなる
- 日々の忙しさで体調を崩しがち
- エアコンの乾燥から身体を守りたい
- 自然の力で無理せずセルフケアしたい
生産へのこだわり
貴重な純国産板藍根
私たちがお届けする「純国産板藍根・大青葉茶」は、気仙沼の豊饒な土と、そばを流れる川の水で栽培したホソバタイセイを原料として余すことなく使っています。
毎年2~3月頃の初春、板藍根と大青葉を朝早くに収穫して、その日のうちに北海道の製茶工場に出荷。洗浄・乾燥・刻みを経て、丁寧に焙煎加工します。
ほのかに感じる葉の甘み、香ばしく滋味深い根の深み、爽やかな後味をお楽しみいただければ幸いです。
これまでの板藍根・大青葉を使った製品はすべて中国で栽培、あるいは中国で製造しているものです。私たちの製品は、ホソバタイセイの栽培からお茶への加工製造までを初めて日本国内で完結した、たいへん希少な100%国産品です。
ミネラル分たっぷりの水で栽培
うつくしいリアス式の海岸線に位置する気仙沼湾。
湾内に流れ込む淡水と海水が混ざる「汽水域」が大きく、ミネラル分がたっぷり含まれている水中にはプランクトンが多いことで知られています。
ミネラルは川の流域にある森が育むもの。気仙沼に暮らす人々は早くから森の大切さに気づき、豊かな海を守るために長い年月をかけて山林を整えたり、植林を行ったりしてきました。
そんな里山の豊かなめぐみを受けた川がホソバタイセイ農園の真横を通っており、川から引いた天然の水で丹精を込めて栽培しています。
独自レシピ・焙煎で、少ないにが味を実現
「純国産板藍根・大青葉茶」は試作のたびに試飲アンケートを行い、ユーザー様の声を集めながら改良を重ねてきました。中国では生薬としても飲まれている食材、板藍根も大青葉もそのままだとクセがあり、アンケートでは好みが大きく分かれました。
結果として「板藍根と大青葉を1:1でブレンド」というレシピを採用。焙煎時間・温度を調整しながら試作を重ね、根と葉それぞれの良さを引き出しつつ口当たりの良いお茶に仕上げました。
純国産板藍根・大青葉茶ができるまで
1.種まき
ホソバタイセイの種をセルトレイに播き、苗に育てます
2.定植
苗がある程度の大きさになったら、畑の土に移し替えます
3.葉の収穫(藍顔料)
夏の間は葉を収穫し、藍の顔料にしていきます
4.越冬
秋まで藍顔料を抽出したら、今度はお茶用に根をたくましく育て、全草に養分を行き渡らせるため、越冬させます
5.根・葉の収穫(お茶)
たっぷりの栄養を湛え、糖度を増した根と葉を収穫
6.焙煎加工
根と葉を別々に焙煎加工し、充填時に1:1でブレンドします